東寺五重塔と新幹線:山撮り

下は、伏見稲荷大社のある稲荷山から、東寺~梅小路方面を撮ったものです。

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撮影地は、稲荷山の「四つ辻」から、北に延びる荒神峰への石段を登りきった先にある平坦地です。
京都駅方面は、実は四つ辻のほうが展望が少し広いのですが、四つ辻は稲荷山のメインルートにあり、格好の展望スポットですので、いつも人がいっぱいで賑わっています。

こちらの平坦地も人の来訪はありますが、四つ辻よりずっと静かで落ち着いて撮影できます。

東寺五重塔・梅小路機関庫と新幹線 稲荷山から

画面左に東寺があります。右端近くには梅小路の扇形機関庫が見えます。

東寺五重塔と新幹線の組み合わせで、五重塔が手前にある構図は、低い場所だと新幹線が隠れてしまうので、あまり撮影例がないように思い、試みに山撮りを敢行してみました。
この場所だと、距離は遠いですが、編成全体が入る、というメリットもあります。

12月の撮影ですが、日差しのためか、陽炎がかなりあり、双眼鏡では像が揺らいでいました。

レンズは200mmです。梅小路と東寺を両方入れるなら、これでちょうどといえますが、東寺と新幹線にしぼって写すなら、300~400mmくらいがあればよかったかもしれません。

 

 

下は、東寺五重塔と新幹線にしぼってトリミングをしたものです。

東寺五重塔と新幹線(1)N700系 稲荷山から

左手前の円形屋根の建物は京都テルサ(京都府民総合交流プラザ )、左奥で日光を反射しているのは、京都アクアリーナです。右奥には西京極の照明塔が見えます。

この新幹線列車は、京都駅11時19分発下り「のぞみ」で、N700系と思われます。

 

 

もう一本、京都駅11時36分発下り「こだま」の通過の様子です。

東寺五重塔と新幹線(2)700系 稲荷山から

この列車の車両は、ライトの位置から700系と思われます(扉の窓位置が低いタイプと見えます)。N700系に比べて、窓がやや大きいため、全体的にくっきり感があります。

 

今回の撮影の印象としては、撮影距離が遠いと、陽炎の影響を受けてディテールがつぶれる(あるいは歪む)、という問題が大きいと感じました。
東寺五重塔と16両編成の大きさのバランスはまずまずと思うのですが、なかなか難しいところです。